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千葉県の刑事事件の発生件数
千葉県の刑事事件の発生件数は全国第5位
千葉県で1年間に発生している刑事事件の件数は68,026件で、東京都、大阪府、愛知県、埼玉県に次いで全国で第5位となっています。重要犯罪の発生件数でも全国6位で犯罪多発県となっています。千葉県の全刑事事件の発生件数の推移を見てみると、平成17年には131,037件もありましたが年々減少していき、平成26年には約68,000件にまで減少。約半数になっています。平成元年からの動向を見てみると平成14年がピークで、平成26年まで12年連続で減少しているということです。ただ、それでも関東地方の中では東京都、埼玉県の次に多いのが現状です。
犯罪の内訳~強制わいせつや車上ねらいが増加
千葉県内では侵入強盗は平成14年がピークで年間219件も発生していました。しかし、平成26年には104件にまで減少しています。路上強盗も減少傾向ですが、強制わいせつは増加しています。侵入窃盗は空き巣、事務所荒しなどを含めて減少しています。また、自動車盗が大きく減少しているのが目立ちます。ひったくりも前年より半減していますが、車上ねらいと部品ねらいは前年よりも増加しています。また、万引きも微増しています。
千葉県内の地区別の発生状況
千葉県内の地区別の発生状況を見てみると、千葉市が最多で年間で12,321件発生しています。これは千葉県全体の約5分の1に当たります。千葉市内でも発生が多いのは中央区です。千葉市以外で発生件数が多いのは船橋市、松戸市、銚子市、柏市となっています。
近年の傾向
他府県同様に特殊詐欺が多発していますが、千葉県では特殊詐欺を「電話de詐欺」と名付けて住民に周知徹底を行ってきました。その甲斐あって平成27年上半期は特殊詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺、還付金詐欺は大幅に減少しました。しかし、架空請求詐欺や融資保証金詐欺は増加しています。これは高齢者には特殊詐欺の周知が徹底できたと考えられますが、それ以外の若い世代で架空請求や融資に関する被害に遭っている人が多いことを物語っているといえるでしょう。 また、自動車盗も多かったのですが、こちらも住民への呼びかけなどが功を奏して減少しています。特に平成27年8月は前年同月比で385件も減っています。
刑事事件の検挙状況
県内検挙数は横ばい
千葉県内の検挙数の推移を見てみましょう。全刑法犯では平成21年の検挙者数は15,278人でしたが、年々減少し平成24年には13,446人になっています。特に少年の検挙者数が大きく減っているのが特徴的です。また、殺人、強盗、放火、強姦など重要犯罪は発生件数、検挙者数ともに横ばいが続いています。一方、侵入盗や自動車盗、ひったくりなどは平成21年から平成24年にかけて大きく減少しています。それにつれて検挙者数も減っています。
サイバー犯罪も増加
千葉県内ではネットオークションで偽のブランド品を出品し閲覧した被害者に落札させて現金を騙し取るサイバー犯罪が起こっています。また、国際空港があるという土地柄もあってか、出入国管理及び難民認定法違反(いわゆる不法残留)での逮捕や薬物や偽ブランド品の密輸などの犯罪が多いという特徴があります。 ネットオークションでの出品は悪意がなく、ただ所有していた品を出品しただけでも被疑者として取り調べを受けるケースがあります。身に覚えがないのに被疑者にされた場合などは、一刻も早く弁護士に相談してみましょう。スムーズな解決につながります。
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