すずかけ法律事務所

岡山で生まれ育ち、「地元に貢献したい」と弁護士に

被疑者や少年が立ち直り、人生を再スタートさせる力になりたい

岡山市で生まれ育った私は、県内の私立中学と高校に進学しました。そして16歳のときに、「自分が将来できることは何なのか、そのためにも社会を知りたい」という思いが募り、当時通っていた高校を退学。その後、通信制の高校に在籍しながら数多くのアルバイトや、会社員として仕事をするなど社会人経験を重ねていきました。

次第に、自分が生まれ育った岡山の街に貢献できる仕事をしたいと考えるようになって一念発起し、弁護士を目指して法科大学に入学。大学院を経て司法試験に合格し、少年犯罪などの刑事弁護や地元の中小企業支援などを手掛ける法律事務所を立ち上げたのです。

私は決して順風満帆に弁護士になったわけではなく、「エリートがやらないような案件を自分が手掛けていくこと」を自身のポリシーとしています。弁護士として刑事事件・少年事件に関わる中で、被害者の痛みを知るとともに、加害者が二度と犯罪を繰り返すことなく更生することの重要性を知った上で、その大変さも痛感してきました。被疑者や被告人、少年が立ち直り、人生を再スタートさせるための力になりたいと考えています。

逮捕されてしまった時には動揺せず弁護士に相談を

起訴の回避に向け、やれることを誠心誠意行っていく

私はこれまで、覚せい剤などの薬物事件や窃盗、交通事件をはじめとした広範囲な刑事事件の弁護を手掛けてきました。逮捕された被疑者を守るためには、事件の中身や胸の内を包み隠さず話してもらうことが重要で、依頼者との信頼関係が絶対に欠かせません。

そして逮捕中の被疑者との面会の権利はほぼ弁護士にしか認められず、家族であっても面会は制限されています。そのため逮捕されてしまった時には、すぐに弁護士に相談いただくことが必要です。そして接見時に被疑者本人に守秘義務の徹底を説明し、安心して何でも話してもらえるよう意思の疎通をはかっていきます。

取り調べの段階で被疑者は、事実と違うことに関しては、肯定するような発言や態度は絶対に控えなくてはいけません。また検察官と被疑者に見解の相違がある場合には、弁護士が意見書をまとめ、当方の認識について検察官に知らせることもあります。起訴を回避するためにやれるべきことを、誠心誠意行っていくことになります。

被疑者の代わりに被害者との示談交渉に臨む

謝罪の仕方一つひとつが示談に大きな影響を与える

被害者がいる事件において起訴されないためには、「示談」を取り付けることが最も効果的です。場合によっては被害届を取り下げてもらったり、余罪がある場合には被害届が出ないように働きかけるなど、弁護士が被疑者の代わりに被害者との交渉を進めていきます。

逮捕後23日以内に、検察から起訴か不起訴かの判断が下されることとなりますから、刑事事件の場合には何よりもスピード感が大切です。起訴されないためには、この間に示談を成立させることが非常に重要になるわけです。

基本的に逮捕後の「被害者への面会」は弁護士にしかできません。そして被害者との対面では、当然ながら誠実に被疑者の謝罪の気持ちを示すことが大事です。事件や事実について被害者の感情をどう和らげるか、謝罪の仕方ひとつでも示談に大きな影響を与えますから、心から被害者の気持ちに立って対応することが依頼者のためになると考えて行動していきます。

起訴後の早期の身柄解放のために

薬物事件の場合には環境調整や引受先の確保も重要

違法薬物などの犯罪はふつう被害者が存在せず、起訴される可能性が非常に高い事件といえます。この際に弁護士が取り組むべきは、起訴後の保釈請求に備えて、保釈後の環境調整や引受先の確保を行うことです。

薬物事件の場合は被疑者の状況によっては入院も必要ですから、医療機関との連携も含め、受け入れ先を整備しておくことが重要です。そうした環境調整が行き届いていれば、起訴後の保釈請求も通りやすくなる可能性があり、早期の身柄解放に結び付けることができます。

少年事件に情熱をもって取り組む

少年に「出会って良かった」と言ってもらえる仕事をしたい

私自身、迷いの多かった10代に、自分の人生に指針を与えてくれる人との出会いに恵まれたからこそ、今の自分があると思っています。半面、良い人との出会いがなく、人を信じることが出来ずに再非行や成人後の犯罪に走ってしまう少年は少なくありません。

だからこそ私は、少年に「出会って良かった」と言ってもらえるような仕事をしていきたいと思い、少年事件に力を注いでいます。そして、「少年には騙されても当たり前」ということをいつも胸に留めています。警察にも信用されず、先生にも信じてもらえない中で事件を起こしてしまう彼らに対して、１人くらい「騙されてもいいから、信頼してあげたい」と思っている人間がいてもいい。少年たちに「自分を信じてくれる人に出会ってほしい」という思いで事件に向き合っています。

自分が携わった少年事件で、いまも再犯せずに更生を目指して頑張っている少年もいますし、そうした姿を見るのは何よりもうれしいです。自分が弁護士の仕事を続けていく意味の、大きな一つだと思っています。

すずかけ法律事務所からのメッセージ

刑事事件は何よりもスピーディーな対応が重要

私は日ごろから積極的に日弁連の法廷技術研修にも参加し、弁護士会の少年非行事件の委員会活動なども通じて、刑事事件および少年事件弁護の勉強を重ねています。そして人生の再スタートを支援し、更生を促し、それに向き合うことのできる刑事事件には今後も注力していきたいと考えています。

もしもご家族や友人などが何か罪を犯してしまった時には、警察に逮捕される可能性があります。その際には、とにかく早く弁護士に相談ください。当事務所は岡山市北区のJR岡山駅から徒歩10分の場所にあり、事務所の駐車場も備えています。刑事事件の場合には土日や平日夜間も返上して相談に乗りますし、相談料は初回無料でご対応しています。

刑事事件は何よりもスピーディーな対応が特に重要となります。迅速かつ丁寧な対応と、プライバシーにも十分配慮した態勢を整えていますので、どうぞ安心してご依頼ください。

料金体系

相談料※料金はすべて税込

初回　無料(60分まで)

２回目以降 　１.１万円／６０分
（※）遠距離出張（岡山市、岡山県倉敷市以外への出張を伴う出張）がある場合 は別途協議させていただきます。

着手金

基本報酬	33万円

（※）裁判員裁判対象事件については別途協議させていただきます。

追加報酬①身柄事件 （逮捕又は勾留されている事件）	11万円
追加報酬②交渉事件 （被害者側と交渉を希望される事件）	5.5万円／被害者１名～

（※）事件の性質を考慮して契約時に協議させていただきます。

追加報酬③否認事件 （公訴事実の全部又は一部を否認している事件）	33万円／否認している公訴事実の件数

報酬金

不起訴（前科が付かなかった場合）	33万円

（※）否認事件の場合は６６万円。

罰金判決	33万円
執行猶予付判決	22万円
実刑判決	求刑の8割以下の場合 11万円 求刑の6割以下の場合 33万円
保釈決定	11万円～

（※）事件の性質を考慮して契約時に協議させていただきます。

示談成立	11万円／被害者1名～

（※）事件の性質を考慮して契約時に協議させていただきます。

アクセス

事務所概要

事務所名	すずかけ法律事務所
代表者	山口 秀哉
住所	〒700-0816 岡山県岡山市北区富田町2-12-13 片山ビル2階
電話番号	050-5267-5467
受付時間	平日 9:30〜20:00
定休日	土日祝日
備考