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大阪府の刑事事件の発生件数
大阪府の刑事事件の発生件数は全国第2位
大阪府で1年間に発生している刑事事件の件数は148,257件で、これは東京都に次いで全国第2位という高さです。発生件数は多いのですが、前年に比べると3,156件減少しています。平成22年は164,096件もあったので、年々減少していることがわかります。 近畿圏内では大阪府が圧倒的に多く、次いで兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県が続いています。2位の兵庫県は年間で64,991件で大阪府の年間発生件数の約半分です。大阪府の犯罪件数がいかに多いかがわかります。
犯罪の内訳~重要犯罪が全国トップ
大阪府の犯罪でもっとも多いのは窃盗犯で、年間117,359件も発生しています。次に暴行などの粗暴犯が6,056件、詐欺などの知能犯が4,377件と高くなっています。殺人などの凶悪犯は942件です。こういった殺人や強盗、放火などの重要犯罪の件数を見てみると、大阪府は2,173件で全国でトップです。刑事事件の発生件数トップの東京都よりも重要犯罪では大阪府の方が多いのが特徴です。
大阪府では街頭でよく起きる事件として「ひったくり」「路上強盗」「オートバイ盗」「車上ねらい」「部品ねらい」「自動車盗」「自転車盗」の7つを「街頭犯罪」として取り締まりの強化を進めています。その背景にはこの7つの街頭犯罪が増加しているという事情があります。大阪府ではこの7つの犯罪が全刑法犯の約半数を占めています。全国的に有名な「大阪のひったくり」は平成26年は前年よりも減少しましたが、車上ねらいと自転車盗は前年より大幅に増加し、街頭犯罪の7割以上にのぼります。
大阪府内の地区別の発生状況
大阪府内の発生状況の分布を見てみると、やはり多いのは大阪市内です。府内の全犯罪件数148,257件中63,719件が大阪市内で発生しています。また、街頭犯罪の40%は大阪市内で起きています。大阪市内でも犯罪が多いのは中央区です。また、大阪市以外で犯罪が多いのは東大阪市、八尾市、豊中市と続きますが、発生件数は大阪市が圧倒的に多いのが現状です。
街頭犯罪件数は全国でもトップレベル
全国で「街頭犯罪」の7手口の発生がもっとも多いのは大阪府で全国の中で15.6%になります。また、ひったくりは全国の約20.9%が大阪府内で発生していて、2位の東京都よりも7ポイントも高くなっています。路上強盗の発生率は大阪府が22.7%で全国トップ、オートバイ盗は14.9%で大阪府がトップ、車上ねらいや部品ねらいも大阪府が全国1位になっています。このような不名誉な結果を受けて、大阪府では府警だけでなく自治体や事業者、防犯ボランティアなどが「安全なまちづくり」に力を入れています。その結果、街頭犯罪の発生件数はピーク時の平成13年よりも約6割減少しました。
刑事事件の検挙状況
検挙者は若者が多い
大阪府の検挙率は近年は45%前後になっています。年代別の検挙者数を見てみると、全犯罪で20代の若者が多くなっています。凶悪犯では20代前半の検挙者数が68人、20代後半が76人で、20代で144人が検挙されています。これは凶悪犯の中の約3割近くに当たります。粗暴犯は若者だけでなく40代にも多く、窃盗犯は65歳以上の検挙者が1,787人もいます。一方、知能犯は40代が圧倒的に多くなっています。 人が多く集まる繁華街などでは、人とぶつかっただけで喧嘩になり、どちらも引くことができずに暴行になるケースがあります。犯罪を犯すつもりはなくても被疑者にされてしまった場合などは弁護士に相談することで無実を訴えることができますので、一度相談してみましょう。
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