留置場へ入る前にある身体検査とは?

逮捕されたら、すぐに留置場に入れられるわけではない!

身体検査

警察の留置場に入れられる人というのは刑事事件の被疑者だと思われている人です。普通は逮捕されてすぐに留置場に入れられてしまうことはありません。逮捕されたからには当然刑事事件の容疑が掛かっているわけですからその事件についての取調べがあります。

そして逮捕で身柄拘束されると「写真撮影」と「指紋採取」も強制されますので、普通は留置場に入れられる前に行われるわけです。
ちなみに「DNA採取」は他に専用の令状が必要になります。警察は「任意でDNA採らせてよ」と言ってきますが従う必要はありません。

ひとつしかない留置場の出入り口は厳重に警備されている!

最初の取調べが終わり写真撮影と指紋採取が終われば、とりあえず刑事手続きが一段落しますので被疑者は留置場へと収容されるわけです。
留置場は警察署内から完全に独立したブロックで、出入り口はひとつしかありません。多くの警察署で留置場の出入り口は分厚い鉄の扉で出来ています。

もちろん基本はロックされていて、扉の開閉は毎回留置場管理官の監視の元で行われます。留置場に新たに収容される被疑者は、扉が開くまで扉とは違う方向の壁に向き合って立たされており、ヘンな動きが出来ないようになっています。逮捕後は移動するときは常に手錠&腰縄が打たれていますので、警察官を襲ったり逃亡なんかしようがないのですが、やや異常ともいえる厳しい監視のもと被疑者は留置場に入るわけです。

留置場に入ると、最初にあるのが「身体検査」!

留置場に入れられた被疑者はまず手錠と腰縄が外されます。つまり留置場内に収容されている被疑者や被告人は道具による身体的な拘束はありません。もっとも部屋の中にいない場合は、常に2人以上の警察官がそばに立って監視していますので自由に行動は出来ないわけです。

そして始めて留置場内に入った場合、いきなり鉄格子の入った居室に入れられるのではなく「身体検査」が行われます。身体検査は定期的に医師が出張してきて、問診など簡易的な健康診断をおこなうため「医療室」などと呼ばれている部屋で行われますが、この時被疑者は服を脱ぐように言われ身体検査の時の格好はパンツ一丁です。しかも隙をみてパンツを引っ張られ、パンツの中までしっかりと見られてしまいます。

留置場の身体検査では身長・体重といった一般的なことから、持病の申告などがありますが一般社会では滅多に聞かれない質問として「刺青をしているか?」という項目があります。最近はファッションでタトゥーをしている人も多いので、刺青をしているからヤクザだというわけでないでしょう。ですから、わざわざそんな質問をする意味は不明ですが身体的な特徴までしっかりと記録されるわけです。

留置場内は私服でOK?だけど様々な規制はある!

身体検査が終われば服を着ていよいよ「居室」といわれる収容者が居住する部屋に入れられるわけですが、この時服は私服で構いません。世間で誤解されがちなので強調しますが、刑事手続きは“被疑者は犯人(有罪確定者)ではない”という「推定無罪」の見地で進められます。

ですから、被疑者は現行犯や本人が最初から罪を認めていても、一応無実の人として扱われますので服装も私服でOKなのです。
ただし自殺防止の観点からネクタイやベルトはもちろん、紐やファスナー、あるいはボタンのついた服は禁止になっています。

つまりサラリーマンがスーツを着て逮捕された場合、留置場では下着以外留置場では着れないことになるわけです。家族や友人知人から素早く衣服の差入れがあればいいのですが、さし当たっての衣服は下着から上着まで留置場側がタダで貸してくれるのでそれを着ることになるでしょう。

プライベート保護?人権剥奪?「留置番号」で呼ばれるようになる!

そして留置場内では自分の靴も履けません。警察で用意したサンダルを履くように指示されます。サンダルにはマジックで数字が書かれており、「以後、君の事はサンダルに書かれた番号で呼ぶから」と告げられるわけです。

この番号は「留置番号」と呼ばれ、留置場内では本名ではなく留置番号で呼ばれることになります。理由は被疑者のプライベート保護だというのが建前です。ただこの留置番号とい習慣は被疑者の人権に配慮するようになるより前から導入されており、その目的は”被疑者の本名を剥奪して精神的ダメージを与える”というモノでした。

留置場でもプライバシー保護など守られておらず、同じ居室に居合わせた被疑者同士が本名や連絡先を教えあっていても特に注意はされません。とはいえ、自分で自分のプライバシーを守る気になれば留置番号だけで押し通すことも可能です。刑事施設での出会いなんぞロクな人間関係になりませんので、留置番号を活用して個人情報を守りましょう

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