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熊本県の刑事事件の発生件数

熊本県の刑事事件の発生件数は前年より11%減少

熊本県の刑事事件の発生件数は、平成26年は10,879件で前年よりも2,000件(15.2%)も減少しています。九州地方で犯罪がもっとも多いのは福岡県で、年間約63,000件も発生しています。その次に多いのが熊本県ですが、福岡県の約6分の1です。熊本県内の過去の発生件数を見てみると、平成22年は15,309件でした。その後毎年約1,000件ずつ減っていき、平成26年は5年前から5,000件ほど減少しています。

熊本県の犯罪の傾向

熊本県の犯罪の中でもっとも多いのは窃盗犯で、全体の74.3%を占めています。窃盗犯は年間約8,000件発生。その中でも自転車盗が2,188件発生し、窃盗犯全体の約20%にあたります。次いで多いのが万引きで窃盗犯の13.8%、約1,500件発生しています。他にも車上ねらいが5.7%、空き巣が3.4%と高い割合を占めています。ただ、窃盗犯の多くは前年よりも減少しているのですが、自販機ねらいだけは増加しています。 知能犯は県内の全犯罪の3.2%ですが、詐欺の件数が微増しています。

県内の街頭犯罪の状況

熊本県内の強盗や強制わいせつなどの重点罪種や空き巣、自動車盗などの街頭犯罪の地区別の発生状況を見てみましょう。強盗、強制わいせつともに熊本市中央区で多発しています。中央区は自転者盗も多く、年間で682件、県内全体の約3割を占めています。空き巣や車上ねらいは熊本市内はどの地区も同程度発生しています。 県内全体で自転車盗の数は2,188件で、そのうち無施錠で被害に遭っているケースは1,613件にのぼります。自転車盗の7割が無施錠ですが、残りの3割は施錠していても盗まれているということになります。 こういった街頭犯罪は防犯カメラの設置や警察だけでなく地域住民や自治体でのパトロールが防ぐことにつながります。

熊本県の市区町村別の犯罪

熊本県内の市区町村別の人口1000人あたりの犯罪率ランキングは、1位は嘉島町で犯罪率は14.2となっています。2位は菊陽町で犯罪率は9.3、3位は宇土市で犯罪率は7.9となっています。4位は熊本市、5位は荒尾市、6位は南関町、7位は八代市、8位は菊池市、9位は宇城市、10位は合志市になっています。 県内で前年よりも発生件数がもっとも減少しているのは熊本市で、前年比マイナス1,319件となっています。次に減少数が多いのは天草市で前年よりマイナス105件、玉名市のマイナス94件などが続きます。こうして見てみると熊本市の減少数が多いようですが、熊本市は人口が多いため、分母が多いので一概に他の地域との比較はできないでしょう。

刑事事件の検挙状況

熊本県の検挙者数の傾向

熊本県の犯罪の検挙率は、平成22年は43.1%でした。その後、翌年には44%にまで向上したものの平成24年は42.4%、そして平成25年には37.6%にまで低下してしまいました。ただ平成26年は47.9%にまで向上し、過去5年間で最高となっています。 近年は特に特殊詐欺の増加が目立っています。1ヶ月だけで12件発生し、その内11件は振り込め詐欺でした。振り込め詐欺の被害は高齢者とは限りません。例えば架空請求で49歳の男性が9万円の被害とか、52歳の女性が11回、合計約700万円もの被害に遭うなどのケースがあります。また、80代の女性は小包を使った詐欺で900万円もの被害に遭っています。 最近は詐欺の手口が巧妙になり、若い人でもつい信じてお金をだまし盗られています。また、こういった特殊詐欺は検挙が難しいのが特徴です。くれぐれも被害に遭わないように注意しましょう。

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