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大分県の刑事事件の発生件数

大分県の刑事事件の発生は九州で最少

大分県の平成26年の刑事事件の発生件数は5,384件で全国では低い方から8番目、九州地方でももっとも少ない数字になっています。 過去10年間の発生件数の推移を見てみると、平成15年は17,362件もありました。これは平成26年の約3倍にあたります。その後、平成17年には約13,000件に減少します。そして平成20年には1万件を下回る9,840件になりました。その後も年々減少していき、平成24年には7,000件を下回るまで減っていきます。平成26年は前年より906件減少、増減率はマイナス14.4%でした。 大分県警の発表では、犯罪件数は11年間連続で減少しているということです。また、人口10万人あたりの犯罪発生件数(犯罪率)は457件で、全国で少ない方から5番目です。

大分県の犯罪の傾向

大分県内でもっとも多いのは窃盗犯で、全体の73.6%を占めています。次に多いのは粗暴犯で6.4%、そして詐欺などの知能犯が4.3%になっています。県内でいかに窃盗犯が多いかがわかります。ただ、これでも前年よりは13.8%減少しています。窃盗犯で多いのは自転車盗で1,366件発生しています。次いで万引きが794件、車上ねらいが285件となっています。自転車盗の被害の内、65%は無施錠でした。また、被害者の多くは高校生と中学でした。そこで大分県警ではカギかけの徹底を呼びかけています。 一方、オレオレ詐欺や振り込め詐欺などの特殊詐欺も多発しています。オレオレ詐欺は被害者の91%以上、還付金詐欺の95%以上がともに60歳以上と高齢者が被害に遭っています。しかし、架空請求は20歳代以下の被害が30%ともっとも多く、次いで30歳代が22%、40歳代が20%と幅広い年代層が被害に遭っています。融資保証金詐欺も60歳以上が32%と多いものの30歳代が18%、40歳代が19%、50歳代が21%と各年代が被害に遭っています。いずれの犯罪も手口が巧妙化しています。そのため検挙が難しいのですが、疑わしい話には乗らない、少しでも怪しいと思ったら警察に相談するなどの自衛策を講じることが大切です。

大分県内の市区町村別発生状況

大分県内の市区町村別の発生件数を比較してみると、もっとも多いのは大分市で4,464件発生しています。次に多いのは別府市で1,275件、3位は中津市の672件となっています。4位以下は日田市、佐伯市、宇佐市、由布市が続きます。県内でもっとも犯罪が少ないのは姫島村で年間で1件だけでした。また、九重町が24件となっています。

大分県内の防犯の取り組み

大分県では窃盗犯が多いことから、県警だけでなく地域住民が自主防犯活動に取り組んでいます。これは子どもの登下校の見守りや防犯パトロールをするもので、県内で346団体、2万8,560人が参加しています。自主防犯パトロールの数は平成14年は11団体だけでしたが、年々増加し平成26年には346団体にまで増えました。大分県での犯罪の発生件数が減少している背景には、このような取り組みの成果があると考えられます。

刑事事件の検挙状況

大分県の検挙率は増加

大分県の平成26年の検挙率は44.4%でした。全国平均が30.6%なので、それより13.8ポイント高いことになります。また、前年より5ポイント増加しています。 過去の検挙率の推移を見てみると、平成15年は31.6%でした。その後、平成18年には40%を超えますが、一時期また低下しています。しかし、徐々に上昇していき、近年は40%を越えています。 ちなみに大分県での重要犯罪の検挙率は98.3%とかなり高くなっています。また、重要窃盗犯の検挙率は65.3%となっています。検挙率を上げることが、住民の安心につながるでしょう。

前科や逮捕を防ぐ

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