昔「監獄」、今は「刑事施設」と呼ばれています

刑務所や留置場は100年近く前の法律で管理されていた?!

刑事手続きで、「被疑者」とか「被告人」、あるいは「受刑者」と呼ばれる人たちを逃亡しないように身柄を拘束したり、刑罰を与えるために収容される場所があります。一般的には牢屋とか監獄とも呼ばれる施設ですが、正しくは以下の様に大別されこれらは現在「刑事施設」と呼ばれるようになりました。

  • 留置場
  • 拘置所
  • 刑務所

監獄

刑事施設という名称に統一されたのは比較的最近の話になります。それまで刑事施設は「監獄法」という、何だかそのまんまの呼び名の法律に基づいて運営されていました。ところがこの監獄法は制定されたのが、なんと1908(明治41)年だったのです。

その後大きな改正はされず留置場や刑務所は実に100近く監獄法で運営されていました。監獄法には現代にそぐわない内容が多かった上、施設に収容されている被疑者や被告人あるいは受刑者の処遇に関してほとんどルールが決められていなかったのです。

実際の施設運営は法務省の内規でその都度通達されたり、刑務所の所長などの意向で処遇が決まるなど、外部からは判らないことをいい事にしてかなりいい加減なモノだったと言われています。そして2000年代の初めに懲罰によって受刑者が死亡したり、刑務所内の医師が問題をおこしたりと刑事施設における不祥事が次々を発覚したのをきっかけに法律が大幅に改正されたわけです。

「監獄」、「牢屋」は死語?現在は「刑事施設」と呼ぼう!

改正されたのが2006年になりますので、監獄法制定からホントに丸100年ぶりだということになります。そして監獄法を改正するのではなく新たな法律が制定され、正式名称は『刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律』という長ったらしい名前で、一般的には「刑事収容施設法」とか、「被収容者処遇法」と呼ばれています。

この刑事収容施設法が施行され、2007年には監獄法が廃止されたことから刑務所や留置場は冒頭に紹介したように「刑事施設」と呼び名が統一されました。
施設内の呼称も改められており、たとえば昔は収容者を入れる部屋を「房」と呼び、一人部屋を「独居房」、複数の収容者のいる部屋を「雑居房」と言っていましたが、現在は一人部屋を「独居室」多人数の部屋を「雑居室」と呼びます。

別に呼び名なんかどうでもいいような気もしますが法改正によって、それまで監獄と呼ばれ人権を無視した暗いイメージから様々な呼び名を変えることで何とか脱却しようとしているのでしょう。

呼び名は変わっても、刑事施設の中は変わらない?

刑事収容施設法は単に施設内の呼称を変更するだけではなく監獄法と比べて収容されている被疑者や被告人、そして受刑者の人権に配慮した処遇が定められています。
特に刑事施設に収容されている被収容者(多くの場合は刑が確定した「受刑者」)が施設側の処遇に不満がある場合、外部に訴え出るシステムが出来ました。

ただいくら法律が変わっても刑事施設内は密室で、外部からの第三者から判りにくいという現状は変わっていません。また刑務所は所長の権限が絶大で所長が変わるだけで所内ルールは激変すると言われています。
そんな新法が制定されても、変わったのか変わらないのかよくわからない主な刑事施設を紹介しましょう。

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