ケンカで相手を傷つけると暴行罪?傷害罪?

ケンカも立派な犯罪?

相手に暴力を振るえば逮捕されることもある!

喧嘩

真面目に社会生活を送っている人が、刑事事件の被疑者や被告人になっていまうケースは、交通事故ばかりではありません。

世の中には色んな人がいます。平和的な性格な人もいれば、口より先に手が出てしまうようなワイルドな人も結構いるわけです。

そんな相手とケンカになった場合、あるいは一方的に言いがかりをつけられてケンカに巻き込まれてしまったらどうなるでしょう?

怪我をさせられるのであれば、刑事事件の被害者になってしまうわけですが、相手の攻撃を避けるつもりで出した腕が、見事にカウンターとして相手にヒットしてしまうと、どちらが加害者かわからなくなります。

日常生活の小さなケンカくらいでしたら、わざわざ警察が登場することもないのですが、居酒屋の中でケンカが始まって店内が大混乱に陥ったりすると、警察が飛んできたりします。

また、路上でのトラブルの場合だと、たまたまパトロール中の警察官に発見されてしまったり、野次馬が110番通報することもあったりします。

このようにケンカが警察に発覚してしまった場合、素面ならすぐお互いにに冷静になって、お巡りさんの介入で事は収まるのが普通です。しかし酒に泥酔していたりすると、ケンカはヒートアップして、最悪の場合現行犯逮捕されてしまうこともあります。

相手に暴力を振るうと「暴行罪」?「傷害罪」?

相手に暴力を振るってしまった場合、適用される罪状は相手が怪我を負ったかどうかで変わってきます。

具体的には暴力を振るった場合、怪我の有無で罪状が変わります。

暴行罪 相手が怪我を負わなかった
傷害罪 相手が怪我を負った

この場合、怪我と言うのは生理的機能に障害が出ることで、具体的には血が出るとか、患部が腫れて元の状態に戻るのに数日間を要するようなモノになります。

たとえば放っておいて自然回復すれば暴行罪で、医者に診せなければならないほどのダメージだったり、結果的に後遺症が残ってしまうと傷害罪になるわけです。

暴行罪・傷害罪の刑罰

暴行罪の刑罰は、“2年以下の懲役、若しくは30万円以下の罰金、又は拘留若しくは科料”という比較的軽い罪になります。

一方、傷害罪は“15年以下の懲役又は50万円以下の罰金”という、なかなかハードな刑罰です。

とはいえ、上記に上げた酒に酔った上でのケンカだった場合、基本的には罰金程度で済むと思われます。

しかし、相手の怪我の程度によっては、大きな事件に発展する可能性もあるでしょう。特にケンカが元で相手が死んでしまった場合、もはや暴行罪や傷害罪ではなく、「業務上過失致死」や「殺人罪」に問われる可能性が出てくるわけです。

その場合は間違いなく逮捕されて身柄は拘束されてしまいます。

ケンカに警察が介入した時、「公務執行妨害」に気をつけよう

酔っ払ってケンカをしている時まで、心に留めておく事は難しいかもしれません。
しかし、気をつけておかないといけない事があります。それは、“絶対に仲裁の警察官に手を出してはいけない”ということです。

もちろん、日頃から逮捕術を訓練している警察官相手にケンカをふっかけても、軽くいなされてしまうでしょう。しかし、問題は警察官に対して戦いを挑んだという点で、これは「公務執行妨害」にあたります。

公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕されてしまうと、本来の暴行や傷害容疑以上に追及され、必要以上に長い勾留を強いられる可能性が高くなります。

もしケンカの最中に何かのはずみで警察官にまで打撃を与えてしまったとしても、「相手が警察官だとは思わなかった」と、公務執行妨害の容疑だけは否認しましょう。

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