検察・マトリに逮捕されたらどこに連れて行かれる?拘置所が一般的

検察

逮捕したのが警察以外だと、拘置所に連行されることもある

刑事事件の被疑者として、警察に逮捕された場合、連行される先は警察署ですが、“警察以外の捜査官に逮捕される場合”というケースがあります。

逮捕権を持っているのは警察だけではない

刑事事件の被疑者を職権で逮捕する、いわゆる「逮捕権」を持っているのは、警察官だけではありません。

逮捕権を持っている職業というのは、一般人が思っている以上に沢山居ます。

逮捕権を持っている代表的な職業

  • 検察庁の検事、および検察事務官
  • 厚生労働省の麻薬取締官

他にも「特別司法警察職員」と呼ばれる職種にふくまれる人(大体は公務員)はいますが、検事と麻薬取締官は、刑事事件の被疑者を積極的に捜査をしていますので、逮捕されるとしたら検事や麻薬取締官が多いでしょう。

検察の検事が独自に事件を捜査することは珍しくありません。「地検特捜部」は有名で、警察とは関係なく政治絡みの巨額贈収賄事件などを捜査し、被疑者を逮捕するわけです。

検察が被疑者を逮捕すると、いきなり拘置所へ

この場合、逮捕された被疑者はどこに連行されるかといえば、いきなり拘置所に身柄を送られます。

事件の捜査を行ったのは警察ではなく、検察なのですから、身柄を拘束する場所はわざわざ警察の留置場ではなく、検察の監督官庁である法務省が持っている「拘置所」に収容するわけです。

近代司法の考え方からすれば、本来刑事事件の被疑者は、速やかに拘置所に移送されるのが筋でしょう。何故なら被疑者を逮捕した警察は、当然被疑者が犯人だという自信を持っています。逆に言えば冤罪や誤認逮捕だという事は夢にも思っていません。

警察の管理する留置場に被疑者の身柄を収容したら、“外から見えない密室”では、まだ犯人だと決まっていない被疑者には不利益でしょう。そう考えると事件の被疑者の身柄は、公正な立場で捜査をする検察(法務省)の管理する拘置所の方が適当だと思われます。

神戸医諸国では起訴前に被疑者を留置場に拘留しない

事実、先進国を自称する欧米諸国で、「起訴するまで留置場に被疑者を勾留しておく」ということをしているの日本だけです。実際の現場を考えると、逮捕されていきなり刑務所一歩手前の拘置所に送られるのに抵抗を感じる人も多いでしょう。

そんなわけで警察が介在せず、検察に逮捕された被疑者は、拘置所へ身柄を送られます。取調べは首都圏の場合、被疑者を毎回検察まで呼びつけるのではなく、担当検事が拘置所のほうへ出向いて行われるのが普通です。

検察以外の場合でも、逮捕されると拘置所へ行くことが多い

一般人が警察以外の機関に逮捕されるケースというのは、やはり“薬物関係”の使用や不法所持で麻薬取締官、通称「マトリ」に逮捕される事が一番多いでしょう。

マトリは前述のように厚生労働省の役人です。警察と同じく薬物犯罪を捜査するのが仕事になります。

ただ警察が薬物犯罪の捜査をしないかといえば、そうではなく結構力を入れて捜査をしています。つまり警察とマトリは仕事の内容が完全にカブっているわけで、あまり仲が良いとはいえません。

ドラマのように、本当にいがみ合っているかどうかまでは分かりませんが、そんなマトリが逮捕した被疑者を警察の留置場で預かることはないと言われています。したがってマトリが逮捕した被疑者も、拘置所で身柄を拘束されるのが普通です。

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