痴漢事件の犯人にされる!~痴漢冤罪は満員電車に潜んでいる~

都市生活者にとって最大の恐怖!“痴漢冤罪”

電車通勤

突如として刑事事件の被疑者にされてしまう可能性として、このケースは都市部限定になります。

毎朝通勤ラッシュといわれる電車やバスの中が過密状態になる状況で発生するのが痴漢事件です。

この痴漢事件の犯人として、被害者に腕を捕まれ、そのまま警察に逮捕されるという事態は、毎朝電車やバスといった公共交通機関をつかっている男性の方にとって恐怖でしょう。

被害者の訴え通りホントに痴漢行為をしてたのであればまさに自業自得であり、“真面目に生きている社会人”とは到底言いがたいわけです。

そういう方にはちゃんと罪を償ってくださいとしか言いようがありません。しかし、痴漢事件は身に覚えのない冤罪を被せられる現代社会に潜む罠でもあります。

昔の痴漢事件は微罪処分だった?

その昔、1980年代くらいまでは電車やバス車内で痴漢事件が発生してもそれほど大事にはなりませんでした。

確かに被害者や痴漢現場を目撃した正義の第三者によって捕まえられた痴漢は、警察官に引き渡されましたが、警察官は交番や派出所で、痴漢に説教したあと、それで釈放されるのが普通だったのです。

いわゆる「微罪処分」と呼ばれるモノで、小さな事件の場合はいちいち検察へ送検して事件化しないで、被疑者に厳しい説教をして終わらせます。

つまり警察官の裁量で正式な刑事手続きをしないで事件を落着させるわけです。こうした微罪処分は今も街のケンカなどでよく行われています。

どんな小さな事件でも見逃さずすべての事件を検察に送検していては、事件の数が増えすぎて本当にじっくり検討しなければならない重要事件の捜査が圧迫されてしまいますので、微罪処理というのは別に警察や検察の怠慢で行われているわけではありません。

急に厳しくなった痴漢行為への処分!同時に冤罪も多発

ところが1980代の末期くらいから、「痴漢は犯罪です!」というキャッチコピーのもと、痴漢行為が厳しく規制されるようになりました。

もともと下着の中に手を入れるなど悪質な痴漢行為は微罪行為ではなく、「強制わいせつ罪」として立件されてきましたが都道府県ごとに制定されている「迷惑防止条例」で衣服の上から被害者を触る痴漢行為も刑事罰が下る犯罪行為とされ始めたわけです。

さらに迷惑防止条例の刑事罰はだんだん厳しくなり、首都圏では迷惑防止条例でも“懲役6月、若しくは50万円以下の罰金”という厳しい刑罰になってしまっています。

ただ痴漢事件というのは大変込み合った電車やバスの中で発生するもので、被害者の証言以外の証拠が少ないのです。

言い方を変えれば、被害者の証言だけで痴漢事件は犯人が断定されてしまうことになります。ですから被害者が真犯人ではない全然無関係の人を犯人だと思い込んでしまう“痴漢冤罪事件”も多発するようになりました。

痴漢冤罪は見直されつつある?

痴漢に間違われる可能性は常にある

痴漢冤罪に関しては『それでもボクは、やってない』といった映画も作られ、数々のメディアで痴漢冤罪事件が取り上げられることによって近年は減ってきたと言われています。

裁判までもつれ込んだ事件も逆転無罪判決が下されるケースが増えてきて、必死で戦えば冤罪を晴らせる可能性も高くなってきました。

とはいえ、ある日突然痴漢に間違われ普通に会社に向かうつもりだったのに、気づいてみれば警察の留置場の中にいた…なんて事は決して絵空事ではなく明日は我が身に振りかってくるかもしれないのです。

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